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応用編 第3章 セルフビルドに最適な住宅モデル集 E

小さな平屋を組み合わせてつくる

中庭型住宅は、欧米などで多くみられますが、敷地を有効に使え、採光をし易くプライバシーも保たれやすいため、日本でも住宅密集地などではよく使われます。この案では、各部屋は中庭のまわりに配置され、居室採光のほとんどすべてがここから採取されます。

セルフビルド用住宅としてみると、小型の平屋を寄せ集めた形式となるため、都市部などで少しづつ建て増しをしていきたい人には向いているといえるでしょう。ロの字型であるため、分割する場合には4つに分けるのが良い方法ですが、それぞれをの大きさは15〜30m2程度であり、手頃です。このプランでも水回りがある部分を最初に手がけることで住みながら増築していくことが可能です。ただし、他のプランに比べて接合部の断面積が大きくなることと、屋根の接合箇所も増えることから、雨仕舞いに注意する必要があります。

北棟:28.6m2

西棟:14.9m2

南棟:23.1m2

 

総床面積:103.0m2

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